今朝の静岡新聞で、菊川市東栄町の屋台が引退すると掲載されていました。
東栄町の屋台と言えば、もともと森町・新町の屋台。嘉永年間(1840年代)に森町で生まれ、その後掛川市伊達方に売却され、そのあと今の東栄町で活躍していました。嘉永年間と言えば、ペリーが黒船を引き連れ日本にやってきた頃、静岡県内に報徳の教えが伝わったころです。その頃から、森町、掛川市、菊川市とそれぞれの地域で大切にされ、地域の祭で多くに人を熱くし、人を癒してきたと思います。
今回旧栄町、旧東町で合同して運営してきた秋祭りの終了とともに引退するそうで、本当に長い間お疲れさまでした。新聞によれば森町の保存会に引き取られるいうことで今度は生まれ故郷の森町でみんなの宝として大切にされることでしょう。