半田・亀崎の祭りに行った際、市内で第11回再興立川展が開催されていましたので、立ち寄りました。
立川美術館という民家のある一角で立川流彫刻の展示がされていました。「立川流彫刻」というのは、実は、私たち森町の人間には身近なもので、明開社や凱生社の彫刻はこの立川流の流れを汲んでいるようです。
伝統彫刻がである宮彫が確立されたのが江戸時代前期で、宮大工と彫刻専門の宮彫師に分化し、その代表的なものが江戸時代前期は大隅流であり、後期では立川流だそうです。
立川流は大隅流から分派したもので江戸の本所立川通りで居を構えていたことから、「立川流」とよんだそうです。その後、諏訪に移り、江戸時代後半に完成期を迎え、善光寺、諏訪大社のほか、静岡浅間神社や秋葉神社本宮などやこの亀崎や高山の山車が代表作とされています。(立川流彫刻今昔参照)
立川美術館は10:30から8:00木曜定休で、第11回再興立川展はあす9日(日)まで開催されています。
ここのキーマカレーがともておいしかったことも付け加えます。
亀崎祭・力神車の力神
森の祭り・凱生社の力神