三熊野神社大祭

4月第1週は「天宮神社例大祭」の日ですが、同じ週に3,4,5日に掛川市横須賀の三熊野神社大祭が行われます。この三熊野神社では祢里(ねり)と呼ばれる山車が曳かれます。この祢里が「一本柱万度型」とよばれ、江戸時代中期の江戸の天下祭を克明に描いた「神田明神祭礼絵巻」の中にほぼ同じ物が描かれています。お囃子は、江戸時代中期の享保年間、横須賀城主西尾隠岐守忠尚公が参勤交代の折、その御家人衆が習ったものが原型とされ、今日に伝えられ、昭和30年には静岡県指定無形文化財第1号に指定されています。
ところで、この横須賀城主西尾氏と「天宮神社」とはつながりがあります。今の「天宮神社」の建物が建てられたのは元禄10年で、当時の奉行が西尾忠成公で拝殿にはその当時の棟札が飾られており、西尾氏から贈られた灯籠が今も残されています。また、城下の町も一時横須賀藩の飛び地だった時代があるようです。
三熊野神社大祭

三熊野神社大祭

三熊野神社大祭

こちらもご覧くださいhttp://blog.goo.ne.jp/kasaiya/e/d952456a3885b0c2ba1d5e2829f27dec


同じカテゴリー(遠州仲間の便り)の記事
めだかの学校
めだかの学校(2023-03-14 12:44)

和の奏うたら
和の奏うたら(2023-03-08 12:50)

ほっと「書」展
ほっと「書」展(2023-02-09 16:30)

松島十湖を見に行く
松島十湖を見に行く(2023-02-08 07:02)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
三熊野神社大祭
    コメント(0)