天宮神社の舞子返し

天宮神社では舞楽奉納終了の直後に舞子返しを行います。
拝殿前に天社轂(てんしゃこく)団=若衆が集まり、まずは団員の点呼を取ります。人別帳を読み上げます。かつては、もし不在の場合は呼び出してもして集めたのだそうです。この若衆が結成されたのは天正年間、戦国時代が終わる頃、団員がいなくなっていないか確認をするならわしのようです。
点呼が終わると子どもたちの名前が読み上げられ、一人一人を肩車して神社本殿を時計回りに回ります。横須賀の三熊野神社でも屋台が本殿を回りますが、同じように時計回りに回っています。
昔は舞の稽古をした神宮寺に立ち寄り、各家に一軒一軒舞子を送り届けていましたが、今は夜も遅くなることなどから、神社境内の桟敷席を実家に見立てて、親御さんが待機をして、子どもを送り届けます。
神社、保存会、天社轂団(若衆)、舞子とご家族と地域ぐるみで伝統の舞奉納が終了します。
天宮神社の舞子返し

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