大阪市で行われた地方創生セミナーに参加してきました。
会場には約100人の参加者。最初に、国のまち・ひと・しごと創生本部の高橋次長から「地方創生」って何故しなきゃいけないかということで、日本の人口推移と東京一極集中の話などがありました。地方では雇用の受け皿になるサービス産業が落ち込んでいるとか、稼ぐ仕事を作るには「観光」が切り札になるが、「観光」にはどんな人に来てもらってどのようにお金を落としてもらうかという視点が必要、大規模全国市場でなく域外にいる地元ファンなどターゲットに中規模市場の開拓を目先べきだというような話がありました。
ふるさと納税については、ふるさと納税研究会による検討から、まだまだふるさと納税をする人は一部であるが、返礼品より使い道やどんな自治体なのかに注目が移行していると言う話がありました。
「ごちゃまぜ福祉で地方創生」として、石川県で行われている佛子園の活動が紹介されたほか、コミュニティデザインの山崎亮氏から、交流人口ならぬ活動人口という話がありました。町づくりに携わる人が多いほど活性化に繋がるという話人気納得しました。また、地方創生ということでたった3カ月くらいで計画を出せというのは、短かすぎないかという話では、しっかりやっている町はもう10年もまえから地方創生を喧々囂々でやっていて、どうすればいいかは地元を含めてすでにできている。だから進んだところはわざわざコンサルなど頼まなくてもいつでも計画が提出できるそうです。
最後に、ヤフーからUPDETEという言葉の後ろに何がつくのかという質問があり、前後隣と話合う事になりました。ちょっと防災ネットの活動を話したら発言することになり、「静岡県では東海地震などの大規模災害が心配されている。東日本大震災以降インターネットの有効利用が叫ばれており、私達はヤフーの防災速報のアプリなど紹介しているが、ユーストリームやツイッターなど有効利用ができることがあると思うので支援をお願いします。」と話をしました。
来ただけの甲斐あっていろいろ学ぶことがあり、また、講師だけでなく参加した方との会話からも地方創生の実状を見ることができ、とても有意義でした。