森の元気屋風の便り

浅羽北公民館で「より良く楽しい生き方セミナー」が開催され、この講座で「先人おり良い生き方を学ぶ」とした講演が行われます。
日時は１２月１９日（土）午前１０時～１２時（参加費１，０００円）で、最初の１時間は大日本報徳社の貝嶋良晴氏による「岡田佐平治・良一郎親子の功績」と題したお話です。
そして、２時限目が「報徳社徒　鈴木藤三郎の米欧旅行日記」について、私の先生であり友人である地福進一氏によるお話をいただきます。
遠州地域に伝わった報徳の教えは、商業、工業、金融業へと取り入れられ、日本の産業に与えた影響はとても大きなものです。
岡田良一郎は報徳の教えをもとに日本で最初の産業組合を作り、それが日本最初の信用金庫「掛川信用金庫」へと受け継がれます。
また、氷砂糖製法を発明した鈴木藤三郎は、報徳の教えを商業、工業へ取り入れ、日本精製糖株式会社を創業、日本発の製糖業を興します。
そして、約１年をかけて先進地である米欧など世界一周をします。この際に書かれたのが米欧旅行日記で、この日記は単なる物見遊山の記録ではなく、流通から製造までを詳細にまとめた報告となっており、その内容は驚くものです。
多くの方に参加いただきたいとご案内をいただきましたので、お知らせしました。私も参加予定です。ぜひお聞きください。
参加希望の方は、直接浅羽北公民館０５３８－２３－６０９９にご連絡いただくか、私あてお知らせください。（オーナーメール可）