5月22日(木)午後1時30分から、遠江総合高校で遠高講座が行われました。
鈴木藤三郎翁の曾孫にあたる手島肇氏が、福川泉吾翁とともに鈴木藤三郎翁が創立した周智農林学校を受け継ぐ県立遠江総合高校を訪れ、生徒約700名に「鈴木藤三郎からの頂き物」と題して講演、熱いメッセージを送りました。
手島氏は、まずご自身と鈴木藤三郎翁や森町との関係をお話しされ、講演に至った経過を説明されました。また、手島氏は、兵庫県尼崎市にある明治・大正の発明家田熊常吉氏が創設した㈱タクマの会長でもあり、講演の中で、先人である田熊氏や鈴木藤三郎翁が絶望の中から発明を見出したエピソードを示し、「努力した人にこそ運命が与えられる。」とお話をいただきました。
手島氏が手がけた事業は、日本だけでなく世界に向け展開し、そのスケールの大きさに驚くとともに、台湾での事業など鈴木藤三郎翁との不思議なご縁を感じました。
最後に、人生訓のひとつ「あおいくま(あせるな、おこるな、いばるな、くさるな、まけるな)」の言葉を若い後継者にプレゼントしました。
私にとってもとても貴重なお話でした。