中泉の祭り2013の5

久保町の屋台を追っかけました。
山車人形は磐田市の残された伝説の舞車の千寿姫だそうです。
屋台後ろの見返りを見ると桜井王と聖武天皇の歌が描かれていました。かつて磐田に国分寺ができ国府が置かれ遠江国の都だったころ、桜井王が遠江の地に来てこの歌を詠みます。
この歌は万葉集に残されており、また、八幡宮の境内にも石碑となっています。

府八幡宮のホームページより
◎遠江守桜井王の天皇に奉れる歌1首
九月(ながつき)のその初雁の使にも思ふ心は聞こえ来ぬかも
(九月の初雁の使いによって、私のお慕い申し上げる気持ちは、天皇のお耳に届かないものだろうか)
◎天皇の賜へる報知(みこたへ)の御歌1首
大の浦のその長浜に寄する波ゆたけき君を思ふこのころ
(大の浦の長々とした海岸に寄せる波のように、心ゆったりとおおどかな気持ちで、あなたのことを考えているこのごろです)

かつてはこの一帯に大きな湖があり、その湖である大之浦が遠淡海の一つであると考えています。

会所に立ち寄ると昔の天幕も飾られていて、昔の歴史をとても大切にされていると感じました。
中泉の祭り2013の5


中泉の祭り2013の5

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