「侠骨森の石松」という本を買った。何と1万円なり。
その本が送られてきた。開けてみると本と云うより冊子。
昭和9年少年少女譚海(たんかい)という本の付録という。
P40あって、作者は淡路呼潮という人らしい。
「森の石松」のふるさとと言いながら、資料が余りないと思い、珍しいと思って買ってみた。
「森の石松」の話自体も面白いかもしれないが、この「森の石松」の話が、浪曲や映画、そして、本になって全国を駆け巡っていったことも今は歴史なのだと思う。
その証の一つがこの冊子かもしれない。
これは言ってみれば、私の父も生まれていない頃の「コミック」なんだろうと思っている。