今週末の例大祭まであとわずか。舞の奉納に向けて練習真っ盛り、熱がこもった稽古が行われています。
春、草木が芽吹く頃の4月にこの祭りは行われます。桜もこの時期を遭わせ、満開になるのを待ってかのようです。
この子供たちが舞う舞は「太平楽」。一年が無事過ごせるように、一年のこの「遠江」という地域の「天下泰平」を祈り、鉾と刀で鎮める舞を奉納します。
1か月前から「しょうが」というこの舞に必要な旋律を覚え、宮入後はほぼ毎日のように稽古をくりかえします。大人たちに混じり、主人公になるべく、いっしょうけんめい集中しています。
当日は、夕方ころ、彼らは桜の舞う中、力一杯大地を鎮めます。
彼らの雄姿をぜひ見に来てほしいと心から思うのでした。