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森の元気屋風の便り
遠州の小京都「森町」の季節の話題や出来事を思いつくまま、気の向くままに伝えたい。みんなに「元気の素」を届けたい。
もうひとつの原木
2009/11/25
森の町物語
献上柿の話題を書き込んだら、友人から向天方にその献上のきっかけになった木があると連絡があった。さっそく行ってみるとたわわに実を付けた古木がそこにあった。
献上の始まりは、明治41年(1908年)に始まります。天皇陛下が静岡市にお泊まりの際に向天方の「鈴木藤太郎」がお茶菓子の代わりにと申し出があり、お出ししたのが始まり、その治郎柿の木がこの木です。
木の傍らには、「天皇陛下第壱回献上採果記念木 明治41年11月9日」とあります。これもいわばもうひとつの原木ですね。
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