伊藤若冲を知る

京都夏の特別拝観で有栖館を見た後、相国寺に向かいました。
京都御所の北側にあるこのお寺は臨済宗相国寺派の総本山、金閣寺や銀閣寺はこの寺の塔頭です。
この寺院には承天閣美術館があり、今「伊藤若冲」の展示を行っていました。最近、テレビなどで紹介され、その卓越した技法には驚いていますが、間近に作品に接し、改めてそのすごさに感動しました。
今年は、若冲(1716-1800)の生誕300年にあたり、記念すべき年として、若冲ゆかりの絵画が展示されています。中でも宝暦9年(1759)に金閣寺大書院に描いた障壁画50画、明和7年(1770)若冲が相国寺へ永代供養として奉納された「動植綵絵本歌」30幅(コロタイプ印刷による複製)が一堂に展示されていて、見ごたえがありました。この「動植綵絵本歌」30幅は明治の廃仏毀釈が行われた際に、宮中に奉納され、時代の波を乗り越えたという話も紹介されています。
改めて偉大な先人を知ることができました。
 相国寺承天閣美術館での「伊藤若冲展」」は平成28年12月4日(日)までですので、この機会にぜひご覧ください。
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